福島復興のために自分自身ができることを行おう

2011年に東日本大震災が発生してから、2021年で10年が過ぎ去りました。
思ってもみないほどの大災害から10年以上の月日が経った現在でも、福島をはじめとした被災地では完全に復興したとは言い切れないのが実情です。
現在でも東日本大震災の被災地は、アトックスほか様々なメディアでも取り上げられることが多く見られます。
メディアの報道においては、道路がつながった、新しい施設ができたなどのように報道がなされています。
もちろんこれらの情報は正しいことではありますが、工事が終わった場所にカメラを向けたとしても、すぐそばの土地に関しては、まだ手付かずのまま残っていることもあるのです。

※詳しくはこちら・・・アトックスが進める女性の活躍に関する行動計画

コロナ禍においても私たちができることはある

近年では世界的に新型コロナウイルス感染症が流行したことにより、復興に関しても様々な取り組みがこれまでどおりに進められなくなっているのが現状です。
とはいえこのようなコロナ禍においても、私たちができることはあると言えるでしょう。
福島復興のための活動に関しても、また震災の被害を将来に伝えていくためにも、これらはこの10年間で確実に一歩ずつ歩みを進めてきたものと言えます。
とはいえ現在でも課題が残っていたり、さらに今後力を入れて取り組まなければならないことも出てきています。
当然のことながら10年が経ち、東日本大震災が発生したことを知らない子供たちも増えてきています。
震災のことをこれからの未来に伝えていく活動は、さらに大切な意味を持ち合わせているとも言えるでしょう。
福島復興のために何かをしたいと思っていたとしても、何をして良いのか分からないと感じている人も多いものです。

プラットフォームを使い寄付や買い物を行う

このような場合の一つの手段として、プラットフォームを使い寄付や買い物を行うことが挙げられます。
オンラインで気軽に応援ができるプラットフォームなども数多くあるので、このようなものを一度覗いてみるだけでも違います。
具体例を挙げると、初心者にもお勧めのクラウドファンディングサイトがあります。
プロジェクトに関しては、東日本大震災、被災地などというように、ハッシュタグで検索することができ、地域ごとに検索も可能です。
プロジェクトの内容に関してもどのようなことが行われているのかなど、詳しく説明が記載されているので、いくつか探してみると自分が応援したいと思えるところが見つかります。

検索するだけで支援につながる方法もある

また検索するだけで支援につながる方法もあります。
2014年から毎年3月11日には、3.11と検索することにより10円の寄付がなされるという取り組みを行っているサイトがあります。
サイト内においてもカテゴライズがされているので、情報も非常にわかりやすいでしょう。
小さなことから始める仕組みとしては、非常に素晴らしい提案とも言えます。
その他にもSNSから寄付ができるものもあるので、このような身近なところから始めてみるのも一つの手段です。
そして被災地と継続して関わっていくことも一つの手段と言えるでしょう。
現在の世の中においては、コロナウイルスの影響もあり、なかなか県外に移動することも難しくなっています。
とはいえ実際に行ってみたことでわかることも数多くあり、もしも気軽に行けるような時代が戻ってきたら、まずは一度被災地を訪れてみましょう。
東日本大震災で被害にあった地域が広範囲に及ぶため、共感できる取り組みを行っている一つの地域を訪れるのも一つの手段です。

お遍路のようにいくつかの土地を巡るのも良い

またお遍路のようにいくつかの土地を巡るのも良いでしょう。
植樹など様々なボランティア活動もなされているので、このようなボランティアに参加して、被災地との繋がりを保つことも、自分たちのできることのひとつです。
植樹した木の要素を定期的に見に来ることで足を運べば、それが被災地を訪れるきっかけにもなります。
そして被災地のことを知り自分の防災への意識を高めることも大切なことです。
毎年3.11に関連する様々な行事が行われていますが、近年ではオンラインでの配信が行われている所も多く見られます。
行事が行われていてもなかなかハードルが高く参加できないと思っている人も多かったかもしれませんが、オンラインであれば、そのハードルもかなり低くなります。
行政においても10年目を迎えるにあたり多くの特別サイトが作られました。
様々なコンテンツが用意されていて、3.11を経験した人達の現在の様子を知ることにもつながります。

まとめ

これから先、いつどこで大きな自然災害に見舞われるのかどうかは分かりません。
このようなことから、10年目が過ぎたとしても、継続的に東日本大震災について考えていくために、行政以外にも様々な機関において取り組みが進められています。
東日本大震災だけではなく、災害の時にはどのようなことがあったのかなどを知ることは、自分自身が万が一災害にあった場合にも、行動の第一歩になることでしょう。
支援だけではなく、誰もが被災者になる可能性があることを頭に置き、災害について時には考えることも重要です。

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